
任天堂、およびポケモンはニンテンドー3DSシリーズで提供中のサービス『ポケモンバンク』を、2023年3月28日より無償化することを発表した。
『ポケモンバンク』は年間利用料500円で、各種3DS用『ポケットモンスター』シリーズからインターネット上の専用ボックスにポケモンを預けたり引き出したりすることができるサービスだ。

同サービスを活用することで『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』に各種3DS用ソフトから思い出のポケモンや貴重な配布ポケモンの移送ができるほか、連動サービスの『ポケムーバー』を利用すればバーチャルコンソールソフト、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』からもポケモンが移送できる。

現在は後継サービスとなる『Pokémon HOME』が提供されており、同サービスでプレミアムプランに加入していれば、『ポケモンバンク』から移送することも可能だ。
複数のサービスを経由することで、最新作まで思い出のポケモンを移送することができる『ポケモンバンク』がサービス無償化する背景にあるのは、同サービスが主軸とするニンテンドー3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」のサービス終了。
任天堂はニンテンドー3DSシリーズ、およびWii Uの「ニンテンドーeショップ」を段階的にサービス終了していくことを発表しており、最終的に2023年3月28日にソフトの購入やコンテンツの新規ダウンロードが不可能となる予定だ。
『ポケモンバンク』、『ポケムーバー』は3月28日以降もサービス自体は無償で提供されるものの、新規ダウンロードが停止するため、利用希望者は事前にダウンロードしておく必要がある点は注意してほしい。