STUDIO FUNNNYは7月30日、金融経済を楽しく学べるボードゲーム「WISDOM」を商品化するためのクラウドファンディングがMakuake上で実施中であることを発表した。
「WISDOM」は「早いうちから社会の仕組みを知り、自分でモノを考え、適切なリスクをとる」をテーマに制作されたボードゲーム。
ゲームでは特徴の異なる職業や投資、融資に景気といった要素が用意されており、“人と人とが実際にやり取りをする”ボードゲームらしい体験を通して、金融経済を学ぶことができるという。
本作は90分制で地道に働く序盤、稼いだお金を元手に投資などを行う中盤、ゲームの勝敗を分けるポイントを獲得する終盤と三段階で進行。
最終的に一番多くのポイントを獲得していたプレイヤーが勝利するのだが、特徴的なのは経済をテーマとした代表的なボードゲーム「モノポリー」のように所持金の多さばかりが勝敗につながるわけではないという点だろう。
本作はただ稼ぎ他者を蹴落とすだけのゲームになることを避け、「どうやって稼ぐか、どう日々を楽しんでいくか」という、失敗しても続く人生を生き抜くための知恵を得られるような作品に仕上げているという。
金融といえば2022年4月から高等教育の一環として、より詳しい金融教育が開始されているが、商品ページによれば本作は小・中学生でも楽しく遊べる安心設計。高等教育の準備や、金融教育を受ける機会を逃してしまった大人にとっても注目の作品といえるだろう。
本作のクラウドファンディングが2022年8月30日までMakuake上で実施中。プランは7,800円(税込)から展開されており、最大300セットの販売を予定している。