
アピリッツは8月2日、PlayStation 4版『けものフレンズ3』のサービス終了を発表した。サービス終了については、6月16日から発生していた運営側の問題に対し、解決が非常に困難かつ、現実的ではないとの判断としている。


『けものフレンズ3』はスマーフォン、およびPC向けにサービスが展開されているターン制コマンドRPG。プレイヤーは『けものフレンズ』シリーズではおなじみのジャパリパークを舞台に、フレンズたちとセルリアンの発生の調査を行う。
さて、スマーフォン、およびPCでは2019年からサービスが開始されている本作だが、今回サービス終了が発表されたのは2022年6月6日にリリースされたPlayStation 4版。
同バージョンはリリースから10日後の6月16日に、正常にログインできない不具合を報告。同日の14時からメンテナンスを開始。
以降、長期的なメンテナンス作業が続けられ、7月22日には「終了の目途に関しましては、現在もお伝え出来ない状況」とサービス再開の見通しが暗いことを伝えていた。
なお、本作はリリース当初はPlayStation 5でもリリースされるかのように告知が行われていたものの、PlayStation Storeの記載を見る限りでは、最適化された個別バージョンが用意されているのではなく、互換機能を用いて起動できるものをPlayStation 5版と表記していたものとみられる。

公式サイトでも以前はPS4/PS5の記載が見られたものの、現在はPS4のみに変更済み。公式からPlayStation 5でのプレイに関する告知は行われていないものの、同時にサービス終了となるだろう。
わずか10日のサービスとなったPlayStation 4版『けものフレンズ3』だが、告知分によれば同バージョンにて購入されたアイテムに関しては、キラキラ(有償)やアイテムの消費、残数に関わらず、全額返金されるとのこと。
返金対応の実施スケジュールや、返金対応用のフォームなどの詳細については後日公開予定だ。