名作ストラテジー『クラッシュ オブ クラン』10周年、記念イベントでは架空の40周年を振り返るドキュメンタリー等を公開

 フィンランドのデベロッパーSupercellは、同社が展開する『Clash of Clans(以下、クラクラ)』の10周年を記念したイベントを実施することを明らかにした。

 『クラクラ』はスマーフォン向けストラテジー。プレイヤーは自身の村を成長させ、他プレイヤーとの対戦やクラン同士での対戦を楽しむことができる作品。

 Supercellは本作が10周年を迎えるまでの間に、『Clash Royale』、『Clash Quest』、『Clash Mini』、『Clash Heroes』などのクラッシュシリーズを複数展開し、シリーズ全体で30億回以上のインストールを記録している。

 この10年で世界中から注目される作品となった『クラクラ』の記念施策では、思い出を振り返りながら10年を祝うことができるゲーム内イベント「クラッシュ・ボス」キャンペーンのほかに、タイムトラベルするバーバリアンが登場するイベントも開催予定とのこと。

▲10周年に矢が突き刺さることで架空の40周年のロゴにもなっている。

 同イベントは80年代や90年をテーマとしており、40年にわたる「クラッシュ」の架空の歴史を振り返る内容となるようだ。

 なお、この架空の歴史については公式YouTubeチャンネル上にフェイクドキュメンタリーが投稿されており、これを軸にイベントが展開されると思われる。

 また、このレトロテーマを用いたグッズの展開も予定されており、関連グッズはアメリカのToppsやWalmartなどで限定販売されるとのこと。

 『クラクラ』では7月中に本作を活動の中心とするインフルエンサー向け、複数のグッズが送付されている。そこにはポスターやトレーディングカード、アパレルなどが含まれており、これらのグッズが販売されると思われる。

 10周年を迎え、力の入ったフェイクドキュメンタリーなども公開した『クラクラ』。日本国内ではセールスランキング200位から100位の間を水位している本作だが、8月に入ってからは50位圏内までの急上昇を見せている。

▲アプリ分析ツール「LIVEOPSIS」より

 セールスランキングにおいて、作品が月の切り替わりに大きな伸びを見せるというのは一般的な光景ではあるものの、ここ数か月の本作の動向を振り返ってみると、今回の急上昇は異例だろう。

 そのため今回の急上昇は、10周年の関連施策が休眠ユーザーに向けて正しく作用したのではないだろうか。『クラクラ』では前述のタイムトラベルイベントの開催も予定しているため、今月はさらなる伸びを見せる可能性にも注目したい。

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富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
プラットフォーム問わず、FPSやRPGなど多種多様なジャンルをプレイする雑食ゲーマー。人生を変えたゲームの魅力を伝えるため、WEBメディアを中心に活動中。

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