バンダイナムコエンターテインメントは8月8日、同社の3D対戦格闘シリーズ「鉄拳」について、『鉄拳7』のアップデート動画を公開した。あわせて、同映像の最後にはシリーズ最新作を匂わせる演出が収録されている。
映像は同日に『鉄拳7』の決勝大会が開催された「EVO2022」で初公開されたもの。3年ぶりとなる「TEKKEN World Tour」の開催も改めて告知され、同作におけるバランス調整、新要素の追加などが行われることも明らかになった。無料アップデートは8月17日を予定している。
『鉄拳7』は今年6月、家庭用版が発売5周年を迎えたタイミングで世界累計販売本数が900万本を突破(関連記事)。同作は定期的なセールキャンペーンなどでコンスタントに売上を伸ばしていったタイトルだが、アーケード版稼動開始(2015年2月18日)を含めるとすでに運用8年目となる。そのため、ファンからは新作を求める声が多く挙がっている状況だ。
そんな中、最新動画では初代『鉄拳』の主人公・三島一八のエンディングムービーが映し出され、ラストで現代の3D技術で描かれた三島一八の顔に切り替わる演出が用意され、最新作の「匂わせ」のように捉えることができる。詳細は不明なものの、近いうちの新作発表に期待が高まる一幕となった。


なお、『鉄拳7』の無料アップデート実施予定日の翌日(8月18日)には、Netflix独占のアニメシリーズ「Tekken: Bloodline」が公開予定。