
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月29日、同社の公式ブログを更新し、SIEのエンジニアへのインタビュー記事を掲載した。
これは2022年8月20 日、8月27日にNHK BSで放映された「魔改造の夜」でSIEのエンジニアが「Sニー」チームとして参加したことを受けたもの。
「魔改造の夜」は、エンジニアが身の回りにある「おもちゃ」や「家電」をとんでもない怪物マシンに魔改造して競い合うNHKの人気番組。
番組内で「Sニー」チームは、四足歩行のネコ型ロボット(ネコちゃんのオモチャ)による「ネコちゃん落下25m走」と、改造した電気ケトルの蒸気を使った「電気ケトル綱引き」という2テーマに挑戦。テーマ発表からの開発期間はわずか1ヶ月半だったものの、ソニーグループではベテランから若手まで、ものづくりの情熱にあふれるエンジニアが集まったという。
公開されたインタビュー記事は、総合リーダーかつネコちゃんのオモチャの魔改造を担当した「ALKNYAN」(アルクニャン)チームのリーダー田中章愛(たなか あきちか)氏、電気ケトルの魔改造を行った「お茶の魔ケトル MKZ-1300N」チームで若手ながらチームリーダーの重責に挑戦したエンジニアの坂根領斗(さかね りょうと)氏、そしてメンターとして後進の指導に当たったベテランエンジニア鳳康宏(おおとり やすひろ)氏の三名が、マシン開発の経緯から、エンジニアの成長に必要なことについて語る内容となっている。

記事内で、ベテランエンジニアの鳳氏が大切だと説いたのが「モノづくりの階段は一段目から上る」というスタンス。実際にメンターとして指導を受けた坂根氏は、実際に手を動かして作ってみて、それを評価・検討することで、肌感覚を掴んでいくことの大切さを学んだという。
また、総合リーダーを務めた田中氏は、「ものすごく熱い人達の集まりで実現したプロジェクトだった」と振り返り、ソニーグループが築いたコミュニティが持つ熱量の高さを語った。
マシンの制作過程や「みんなに自慢できるものを作れているか?」というこだわりについてなど、全文はSIE.Blogから確認できる。