新作『アームドファンタジア』『ペニーブラッド』2タイトル合同のクラウドファンディングが開始 初日で初期目標1億円を達成

 Wild BunchプロダクションとYukikazeは8月30日、新作タイトル『アームドファンタジア』および『ペニーブラッド』について、Kickstarterでのクラウドファンディングを開始した。あわせて、トレーラーを公開している。

 このクラウドファンディングでは、「ワイルドアームズ」シリーズと「シャドウハーツ」シリーズを手掛けた各クリエイターチームが、自分たちの過去作品から着想を得た2つの新作大型JRPGの制作を目指す「ダブルキックスターター」キャンペーンが開催。初期の目標金額は75万ドル(約1億円)としている。

 発表によると、新作タイトルのひとつ目は、ARMと呼ばれる機械兵器を手にした冒険者たちが、荒野に蝕まれていく世界を舞台にドラマチックな冒険活劇を繰り広げるウェスタンパンクRPG『ARMED FANTASIA』(アームドファンタジア)。

 「ワイルドアームズ」シリーズの生みの親にして、トータルゲームデザイン・シナリオの金子彰史氏をはじめ、キャラクターデザインの佐々木知美氏、作曲家のなるけみちこ氏と上松範康氏、音楽制作チームElements Gardenといった、これまでの開発に参加してきたスタッフが再集結し、新たな世界と物語を描き出す。

 ゲーム内のシステムとしては、「クロスオーダータクティクス」と名付けられたターンベースのコマンドバトルが特徴。基本的なコンセプトとして、同一のターゲットに連続的に攻撃を行うことで、威力や効果を高める緻密な戦術「オーダーチェイン」と、タイミングを見つつ、素早く反応する事でリアルタイムに行動順を無視した割り込み攻撃をする「フォースブレイク」というふたつの要素がバトルを構成している。

 ふたつ目のタイトルは、激動の1920年代を舞台に、闇から襲い来る脅威と対決するダークで凄惨なRPG『PENNY BLOOD』(ペニーブラッド)。

 こちらは「シャドウハーツ」シリーズを開発した、ゲームデザイナーでシナリオも手がける町田松三氏、個性豊かな人物を描くキャラクターデザイナーの加藤美也子氏、伝説的作曲家の弘田佳孝氏がSTUDIO WILDROSEとして参加し、制作を進める作品。

 バトルは「サイコシギル」と呼ばれる、従来のターン制JRPGの戦略性と、素早い反応が求められるアクション性が組み合わさったを戦闘システムが特徴。また、怪物と対決することで主人公たちのサニティポイント(正気度)が変動するという要素も存在し、バトルでの性能が変化する。

 上記2タイトルのチームがタッグを組んで支援を募るという、珍しい形式の「ダブルキックスターター」キャンペーンが実施。

 バッカー(支援者)は『ARMED FANTASIA』か『PENNY BLOOD』、もしくは両方のタイトルを支援することで、リワードを受け取ることが可能。支援額は5,800円が下限として設定されている。

 また、両タイトルのストレッチゴールに関わる「コンボメーター」を導入。コンボメーターが上昇し一定の目標を満たすごとに、両タイトルに影響する新たなコンテンツが解放されていくシステムで、片方のタイトルへの支援がもうひとつのタイトルへの支援に繋がる仕組みとなっている。

 なお、両タイトルの開発にあたって、クラウドファンディングを選択した理由については「私たちは複数のパブリッシャーに売り込みましたが、本当に利益となるかどうかが分からない状態では誰も支援をしてくれませんでした。」としており、リリースのためにはKickstarterが残された唯一の道だったという。どちらの制作チームも今後、複数のパブリッシャーや出資会社と話し合いを続けていく方針。

 現在、初期の目標金額である75万ドルを初日の時点で達成済。ゲーム本編の制作に加え、デジタル版とディスク版のOST収録が約束されている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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