コーエーテクモゲームスは9月5日、「アトリエ」シリーズ25周年を記念した動画を公開した。
動画は第1作『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』から最新作『ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~』までの歩みを振り返る内容となり、映像の最後にはシリーズ最新作を匂わせる演出も盛り込まれている。
「アトリエ」は、材料を調合して新たなアイテムをつくり出す「錬金術」を題材としたRPGシリーズ。1997年発売の第1作においては、RPGが「世界を救う」といった王道テーマを扱うことが多かった時代に、「世界を救うのはもうやめた」というキャッチコピーを提げて登場。以降、日常を描くことに重きを置いた作風でシリーズ化されている。
また、数作品毎に方向性が大きく一新され、世界観やキャラクターデザインなどが異なるのもシリーズの特徴。そのため、シリーズ内シリーズとして「アーランド」や「黄昏」、「不思議」シリーズなど同一世界観の作品でまとめた呼称が存在する(詳しくは記念動画を参照)。
中でも、近年の『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』と『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』からなる「秘密」シリーズは、2作品合計での世界累計出荷本数が100万本を突破している(関連記事)。
動画内の匂わせ演出のほか、概要欄には「『25周年記念作品』をはじめとしたさまざまなプロジェクトや記念企画も準備中」との記載もあるため、近いうちの新作発表が期待できそうだ。
▲マップやBGMからは、『ライザのアトリエ』などの「秘密」シリーズがもっとも近しいものであると思われる。