日本オンラインゲーム協会(JOGA)と韓国ゲーム政策自律機構(GSOK)が業務提携 ゲーム産業の健全な発展を目指し

 一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)は9月6日、韓国ゲーム政策自律機構(GSOK)と基本合意書を締結したことを発表した。両国のPCやスマートフォンのオンラインゲーム産業の健全な発展を目的としている。

▲画像はオンライン上で行われた調印式の様子。同じくJOGAの提携団体である韓国コンテンツ振興院(KOCCA)が逐次通訳を担当した。

 JOGAは、オンラインゲーム事業者を中心にオンラインゲーム産業の健全な発展支援を目的として2007年に設立された組織。

 会員企業のビジネス支援のため様々なガイドライン、ベストプラクティスを作成し、関係省庁、関係機関と連携を行い、コンプライアンス順守、ゲームユーザーである消費者保護に関する活動を行っている。

 一方、GSOKは、韓国のゲーム業界団体、韓国ゲーム産業協会(K-GAMES)が作成し会員企業が順守している自主ガイドラインの順守状況を管理するため2018年設立された組織。

 ガチャの表示について審査・評価等管理を行う「自主規制評価委員会」、未成年ユーザーへの払い戻しおよび健全な利用環境造成に対応する「ゲーム利用者政策委員会」、未成年者にとって不適切なゲーム広告増加に対して対応を検討する「ゲーム広告自主規制委員会」を中心に、ゲームユーザーである消費者の保護に関する活動を行っている。

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 今回の基本合意書は、相互の情報共有、ガイドラインやベストプラクティスの共有、相互の会員企業の交流支援、共催セミナーなどイベントの実現、コンプライアンスや消費者保護に関する協力活動推進が主な内容となる。

 JOGAは提携に際して「GSOKとの関係構築により、有効な対策があれば活動に反映し、協力して取り組むべき問題や課題があれば協議を行い、オンラインゲーム産業のさらなる発展に寄与したいと考えています」とコメントしている。

▲GSOK 黄成基議長
▲JOGA 植田代表理事(左)、越智共同代表理事(右)

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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