Respawn Entertainmentは9月23日、同社が運用するTwitterアカウント(@Respawn)を更新し、「最近、開発チームのメンバーに対するハラスメントが増加している」ことを報告。コミュニティに建設的な意見を求める声明文を発表した。
同社は「Titanfall」シリーズや、『Apex Legends』、『Star Wars Jedi: Fallen Order』といった作品を手掛けるゲーム開発会社。現在は特に、ライブサービスを行う『Apex Legends』についてネット上でさまざまな意見が飛び交っており、開発元であるRespawnに対して攻撃的なメッセージを送るユーザーも見られる状況となっていた。
Respawnは声明の中で「コミュニティからの意見は歓迎するが、建設的なフィードバックと開発チームへの嫌がらせは違う」と主張。また、開発者に対する脅迫や嫌がらせは一切許さない方針(ゼロ・トレランス・ポリシー)であることを伝え、「開発チームの健康と安全を確保するために、適切な行動をとる」とした。
一方で、同社は「ユーザーからのフィードバックは大変好ましい」と、改めて建設的な意見を歓迎。「コミュニティと互いに敬意を払い、協力していく環境を育み、ゲームの競争力を維持していきたい」と述べた。
声明には、「Destiny」シリーズなどで知られるBungieもこれを支持するリプライを投稿。「より健全なコミュニティを構築するために、私たち全員が協力する必要がある」として、同じように努力していくことを表明した。同社も、『Destiny 2』を運営するなかで、ユーザーからの脅迫に苦しめられていることを明かしている(Kotakuの報道)