2022年9月15日(木)から18日(日)に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2022」(以下、TGS2022)では、オンライン参加者向けの公式番組の視聴回数が合計で2689万回だったことが明らかとなった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で一昨年、昨年はオンラインのみの開催だったが、今年は3年ぶりのオフライン開催を再開し、それと並行して会期中には様々なオンライン企画が催された。
公式番組はYoutube、Twitter、ニコニコ動画といった主要プラットフォームに加え、中国のDouyin、欧米の主要ゲームニュースサイト「IGN」とも連携して配信を行った。公式番組は英語と中国語の字幕または同時通訳に対応し、海外から多数のアクセスがあったと見られる。9月15日から26日までのライブ配信およびアーカイブ動画の視聴数は合計で2689万回であった。
またVR会場の「TGSVR2022」には会期4日間で398,622人が参加し、平均滞在時間は約33分であった。今年で2回目となる「TGSVR2022」では、参加者がダンジョンを冒険してクエストをクリアするイベントが行われ、メタバース的な展開を予感させるものとなった。

なお、幕張メッセのオフライン会場の来場者数は合計で138192人で、コロナ渦以前の2019年と比べると、オフライン来場者数は約半分に減少した。特に一般公開日(9月17日・18日)の来場者数は顕著に減少しており、ユーザーの生活様式の変化をうかがわせる結果となっている。(関連記事)