『FF7 THE FIRST SOLDIER』2023年1月サービス終了 エイチームと共同開発したバトルロイヤル

 スクウェア・エニックスは10月12日、同社とエイチームが共同で開発する『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』のサービスについて、サービス終了を発表した。2023年1月11日16:00をもって1年2ヶ月のサービスに幕を下ろす。

 サービス終了の理由は「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至りました」としている。

 『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』(ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー)は、エイチームのグループ会社であるエイチームエンターテインメントと、スクウェア・エニックスが共同開発したスマートデバイス向けバトルロイヤルアクションゲーム。スクウェア・エニックスの代表的な作品である『FINAL FANTASY Ⅶ』の世界観を基に、最大75人でのバトルロイヤルが繰り広げられる。銃・剣・魔法による多様な戦術、モンスター討伐によって経験値をためるレベルアップシステムなど、原作の要素を落とし込んでいるのが特徴。

 同作はサービス開始に先駆け、事前登録者数は100万人を突破していたほか、2021年11月17日にグローバル(中国除く)でサービスを開始した直後は各アプリストアでのダウンロードランキングで上位となり、初期のユーザー獲得は好調であった。しかし同時に、ゲームバランスや操作性の調整不足、ラグやクラッシュ、マッチングエラーなどの不具合が目立った。

 その後、継続的な改善に取り組み、今年8月にはシーズン4「Feast at the Gold Saucer」が開幕。今回の発表と同日にはハロウィンイベントも開始されたが、サービス終了は免れなかったようだ。

 サービス終了後、未使用のゲーム内通貨(有償発行分の神羅トークン)については払戻しがおこなわれる。こちらの対応は後日新たに案内があるとのこと。

 スクウェア・エニックスは9月にもオンライン専用ARPG『バビロンズフォール』のサービス終了を発表しており、同社のライブサービスに関して、1年程度の運営期間での見切りが続いた形だ。

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オンライン専用ARPG『バビロンズフォール』がサービス終了 ユーザーコミュニティの構築を目指すも、短期間でのクローズ

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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