任天堂、同社の著作物についての注意喚起を実施 『スプラトゥーン3』での談合行為・配信規約違反などを受けてか

 任天堂は10月11日、同社の企業広報・IRに関する情報を伝えるTwitterアカウント(@NintendoCoLtd)を通じて、同社著作物について注意喚起を行った。

 YouTube等のネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用について、「公序良俗に反する利用や、故意にゲームのルールを誤解させるような行為、ゲームやキャラクターの価値や世界を著しく損ねる行為、それらを助長・便乗するような行為に対しては、投稿の削除や法的措置を含めた対応を行うことがある」としている。

▲Twitterでの投稿では、同社が公開している「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を改めて提示。

 具体的な指摘はされていないものの、背景としては8日ごろ、特定のVTuberがYoutube上で「AVスプラ」と呼ばれる企画を配信したことを受けたものと考えられる。

 配信で使用された『スプラトゥーン3』では、「ステージにインクを塗り広げて自チームの陣地を広げていく」ことが基本の遊び方になる。上記の配信は、ゲーム内のインクの色をクロマキー加工することで、対戦において相手チームが陣地を広げると透過されたインクの範囲に不適切な映像(アダルトビデオ)が流れてしまうという企画。当然、Youtubeと任天堂、双方の規約に反する行為だが、「YoutubeからBANされる」ということもルールに加味した過激な内容であった。

 「AVスプラ」はTwitterのトレンドに入るなど話題になり、倫理的な観点や規約違反による法的な問題、そして炎上目的の売名行為として批判が殺到。出演した配信者の一部は謝罪したほか、Youtubeチャンネルが凍結された(該当のチャンネルでは「ヌードまたは性的なコンテンツを禁じている YouTube ポリシーに対する度重なる違反または重大な違反のため、このアカウントを停止しました。」と表示されている)。

 また、10月5日にも商品やサービスなどのサポート情報を伝える「任天堂サポート」のTwitterアカウント(@nintendo_cs)で、『スプラトゥーン3』などのオンラインプレイに関する呼びかけが行われている。

 こちらも具体的な指摘はされていないものの、ゲーム内通貨である「おカネ」を稼ぐ目的で行われる談合行為(談合に使用されるブキの名称から「ラクト談合」と呼ばれる)がゲーム内で横行していること等を受けて、任天堂側が注意喚起したものと見られる。

 任天堂サポートが投稿した内容では「オンラインプレイには、ニンテンドーアカウント利用規約が適用されます」「利用規約に従って、他のユーザーへの思いやりのあるプレイを心がけてください」といった文言が記載されている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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