「サイレントヒル」シリーズ新作が一挙に発表 『2』リメイクや竜騎士07氏が物語を執筆する『サイレントヒルf』など

 コナミデジタルエンタテインメントは10月20日、同社の有名ホラーゲーム「サイレントヒル」シリーズについて最新情報を伝える番組「SILENT HILL Transmission」(約49分)を配信し、複数の新作タイトルを一挙に発表した。

 以下、発表されたタイトルをまとめている。

リメイク版『サイレントヒル2』

 PS5、PC(Steam)向けに、『サイレントヒル2』(2001年発売)のリメイク版が発売されることが正式発表。開発には『Layers of Fear』『The Medium』といったサイコホラー作品を多く手掛けるポーランドのBloober Teamが携わる。

 クリーチャーデザインは伊藤暢達氏、音楽を山岡晃氏が担当する。現在の所属は違うものの、両氏ともにオリジナル版の制作に携わっていた人物である。

 公式の説明によると「シリーズ最高傑作と名高い心理ホラーが最新の技術で、緻密な映像と心に響くサウンドで蘇ります」とのこと。カメラ視点の一新にともない、戦闘システムをはじめ、さまざまな要素を再構成している。また、制作にはUnreal Engine 5を採用している。

『サイレントヒル Townfall』

 『サイレントヒル Townfall』は、Annapurna Interactive、NoCodeとの3社共同で制作を行う新作。対応機種や発売時期などの詳細は不明。

 配信に登場したNo CodeのクリエイティブディレクターであるJon McKellan氏によると、同作は「オリジナルに敬意を示しつつ、少し違う要素も取り入れた作品」になるという。しばらくは制作に没頭するとしつつ、新年(2023年)に新たな映像を公開する予定としている。

映画プロジェクト『Return to SILENT HILL』

 『Return to SILENT HILL』は映画プロジェクトとなり、「ピラミッドヘッド」(三角頭として通称もされる)などシリーズの象徴的なクリーチャーが確認できるアートワークやイメージボードなどが紹介された。原作へのリスペクトを重要視しつつキャスティングや撮影を進めていくという。

 また、監督を務めるクリストフ・ガンズ氏からのメッセージビデオも公開。同氏は2006年のシリーズ初となる映画作品でも監督を務めていた人物。

ライブ配信コンテンツ『SILENT HILL: Ascension』

 Genvid Entertainmentと共同で提供する次世代型ライブ配信イベントとして、2023年に『SILENT HILL: Ascension』がローンチされることが決定。同社が展開する「マッシブリー・インタラクティブ・ライブ・イベント」(MILE)と呼ばれる新しいエンターテインメントを「サイレントヒル」の世界観で体験可能。

 MILEとは、視聴者がリアルタイムで介入することで物語に影響が及ぼされる、ライブ配信をベースとした体験型のコンテンツ。複数の動画プラットフォームを通じて、ファンが「サイレントヒル」の物語に影響を与えることができるとのこと。

『サイレントヒルf』

 配信の最後には、1960年代の日本を舞台にした新作『SILENT HILL f』が発表。対応機種や発売時期は不明。

 ストーリーは、「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」で知られる竜騎士07氏が執筆。また、クリーチャー&キャラクターデザインは、「LORD of VERMILION」などでもイラストを手掛けるKera氏が担当する。

 開発には台湾のNeoBards Entertainmentが携わる。同社は『バイオハザード RE:バース』や、次世代機版『バイオハザード RE:2』『バイオハザード RE:3』といったタイトルの開発実績を持つスタジオ。

 一挙に複数のタイトルが発表された「サイレントヒル」シリーズ。それぞれのタイトルの動向に注目だ。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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