Pangleは11月16日、モバイルアプリの開発者やパブリッシャーに向けて、ホリデーシーズンを通してマネタイズ戦略を最適化するためのロードマップを発表した。
「Pangle」は、TikTok For Businessが運営するムービー広告プラットフォーム。さまざまな広告フォーマットと予測評価モデルを掛け合わせることで、あらゆるカテゴリーのアプリ開発者やパブリッシャーに対して、世界中での多くのトラフィックと幅広いシーンにリーチできる広告配信をサポートしている。
発表によると、地域によってセールシーズンのピークは異なるとされ、東南アジア(SEA)では、11月11日と12月12日がピークになるという。一方、中東・北アフリカ(MENA)や中南米(LATAM)では、11月25日のブラックフライデーのような大規模セール期間やその直前に需要が急増すると分析している。
2021年、Pangleはラテンアメリカ市場におけるバジェットがブラックフライデー中に300%増加。あわせてリワード動画広告のeCPMが240%増、バナー広告のeCPMも200%増となったという。そして2022年においても、ブラックフライデー中の驚異的な伸びが予測されている。
そこで、Pangleはブラックフライデーのセール用に専用の広告テンプレートを作成し、提携する開発者がSDKを更新することなく使用可能に。専用広告テンプレートは、リワードビデオ広告、インタースティシャル広告、バナー広告などのさまざまな広告フォーマットに応用できる仕組みとなっている。
また、公開されたロードマップにより、広告キャンペーンの設定、広告掲載位置の設定、キャンペーンの開始とピーク日以降のメンテナンスなど、段階ごとの手順を案内。現在、メガセールスシーズンに向けて企業の呼び込みを行っている。