ADHD啓発用ゲーム『FULL ADHD』ロイター・ファーマ・アワードで「最優秀患者教育作品」を受賞 

 Psyon Gamesは11月18日、武田薬品と共同制作したADHD啓発ゲーム『FULL ADHD』がReuters Pharma Awards Europe 2022(ロイター・ファーマ・アワード・ヨーロッパ2022)で「Most Valuable Patient Education work」(最優秀患者教育作品)を受賞したことを発表した。

 Psyon Gamesは、「科学とゲームを融合させ、世界をより良い方向に変える」というビジョンを掲げるフィンランドのゲーム開発会社。WHOと共同で開発したコロナワクチン啓発用ゲーム『Antidote COVID-19』などをポートフォリオに持つ。

 そして、ロイター・ファーマ・アワードは医薬品など製薬業界で活躍する人物・団体の功績を称える表彰式。その中で「最優秀患者教育作品」に受賞した『FULL ADHD』は、ADHD(注意欠如・多動症)のキャラクターの人生を描いたノベル形式のゲーム。これまで複数の賞を受賞しており、今回が4度目の受賞となる。

 プレイヤーはADHDを抱える若者・Eetu Vaarakallioとなって選択肢を選んでいくが、選択にはリソースが設定されており、予期せぬ方向に物語が展開してしまうこともある。制作にあたっては、武田薬品やADHD協会と共同で開発を行っている。また、ゲームにはアプリ内課金や広告が含まれていない。

 ストーリーで得た知識を活かす場としてゲーム内にはADHDクイズなども用意されており、クイズに挑戦することで、ADHDについて実際にどれだけ知っているかを確かめることも可能。こうしたADHDへの理解を深める啓発的要素の充実した内容が高く評価されたものと見られる。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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