ケイブ、「東方Project」題材の新作タイトルを2023年4月頃にリリース延期 開発中のゲーム画面を新たに公開

 ケイブは、「東方Project」のIP許諾を受けた新規ゲームについて、リリース時期を2022年中から2023年4月頃に延期することを発表した。

 本作は、「怒首領蜂」シリーズや『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~(以下、ゴシックは魔法乙女)』などのシューティングゲーム開発実績のあるケイブが、その極意をすべて注ぎ込んだ完全新作のゲームになるという。シューティングゲームというジャンルの中でも、いわゆる「弾幕系シューティング」と呼ばれる「東方Project」の作品と、その弾幕系シューティングの元祖である「怒首領蜂」シリーズをはじめとした数々のタイトルを保有するケイブの相性から鑑みて、発表当初から期待されていた。

 延期理由について、「より細部に至るまで、新たなアイディアとクリエイティブな試みについて挑戦すべきというモチベーションが高まった。制作チームより、コンテンツへの想いと今後の追加開発のスケジュールの提案を受け、その結果としてリリースに至る開発スケジュールの見直しに着手」とのこと。

 なお、2023年5月期の業績に与える影響については「軽微」と考えているという。そのほか、開発中のゲーム画面も公開された。横スクロール画面の本格シューティングゲームとなっている。

 
 
 

 ケイブは現在、2015年4月からサービスを続けるモバイル向けシューティング『ゴシックは魔法乙女』が主力タイトルとなり、その売上は2023年第1四半期(2022年6月1日~2022年8月31日)において売上高構成比率の72%を占めている。

 つまり、『ゴシックは魔法乙女』の動向によって会社業績が大きく左右される状態であり、次の収益源となるコンテンツの創出が急務となっている。しかし、新作タイトルに関しては市場に投入するも定着せず、業績も赤字が続いている状況だ。そして今回、第2の柱となるコンテンツが待たれる中、「東方Project」のIP許諾を受けて開発する新規タイトルについても延期となった。

 なお、2022年6月には『モンスターストライク』の開発会社でらゲーを子会社化(関連記事)。ケイブはでらゲーの買収を通じて財務基盤の強化、投資案件に対する速やかな開発、事業展開及びその人材を確保することで、早期収益化による業務改善を企図。両社のノウハウを融合させることで、企業価値の最大化を目指している。

 

ケイブ ゲーム事業部 執行役員 池田恒基 氏のコメント

この度はリリース予定日の直前の延期発表となり、誠に申し訳ございません。皆様に最高のクオリティと体験をお届けしたく、このような決断をするに至りました。リリースの日を楽しみにされているユーザーの皆様には深くお詫び申し上げます。

本作をできるだけ早くお届けしたいという思いはありましたが、このゲームならではの新しいアイディアや試みを盛り込み、更なるクオリティアップを図りたい思いからこのような判断をさせていただきました。

ユーザーの皆様に満足いただける作品をお届けできるように引き続き開発に尽力をして参りますので、お届けできるその日までお待ちいただきたく思います。重ねてのお詫びとなりますが、この度は延期のご報告となってしまい、大変申し訳ございません。

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