ポケモンと任天堂は12月1日、両社の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』について、更新データVer.1.1.0配信のお知らせを公開すると共に、同作における不具合が発生していることに対してユーザーに謝罪した。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、「ポケモン」シリーズの3年ぶりとなる完全新作。シリーズ初となる全編的なオープンワールド形式を採用しているのが特徴で、ストーリーの進行に決められた順番のない自由な冒険が体験できる。
同作はNintendo Switch用ソフトとして2022年11月18日に世界同時発売されると、わずか3日で世界販売本数1000万本を突破。Switch歴代最速・最高記録を達成した(関連記事)。
一方、不具合やバグなど主にパフォーマンスの面で不安定な点が多いことが指摘されている。12月2日に配信されたVer.1.1.0アップデートでは、「シナリオ『チャンピオンロード』の四天王、およびトップチャンピオンとのバトルにおいてBGMが正しく再生されないことがある不具合」をはじめとしたいくつかの修正が行われているものの、報告されているバグの数は進行不能となる深刻なものを含め少なくない。
両社はお知らせの中で、不具合に関する指摘や意見を認識し、「これからも改善を続けていく」として謝罪を行っている。
また、その他さまざまなご指摘やご意見をいただいていることにつきましても、関係各所にて認識を共有しております。いただいたご意見を真摯に受け止め、これからも改善を続けてまいります。