
タイトー及びカプコンは、対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズ最新作『ストリートファイター6』のアーケード版開発を決定したことを発表した。販売取扱いはタイトーが行う。
「ストリートファイター」シリーズは、1987年にアーケードゲームとして第1作目を発表後、1991年発売の『ストリートファイターII』において大ヒットを記録した。革新的な対戦システムが話題を呼び、家庭用ゲームソフトでは全世界でシリーズ累計4900万本(2022年9月末時点)の出荷を誇るなど、対戦格闘ゲームの金字塔を樹立している。
最新作『ストリートファイター6』では、さらに進化したオンライン対戦をはじめ、シングルプレイヤー没入型ストーリーモード「World Tour」の実装、個性的な新旧入り乱れたファイターたちの参戦など、シリーズファンのみならず新規ユーザー向けにも訴求した、新しい「ストリートファイター」を実現している。なお、家庭用版は2023年6月2日発売予定、アーケード版は2023年の稼働を予定している。
対戦格闘ゲームといえば、アーケードゲーム市場の定番ジャンルであり、これまでは人気タイトルの多くがアーケード版の稼働後、家庭用移植という流れが一般的だった。しかし、アーケードゲーム市場の衰退を期に、人気タイトルのアーケード版が発売されないケースが増えてきた。
そんななか「ストリートファイター」シリーズは、これまでのタイトルを含めて毎回アーケード版を開発・販売し続けている。対戦格闘ゲームをけん引するタイトルだけに、本作稼働後にはアーケードゲーム市場の復調にも一定数寄与しそうだ。
タイトーとカプコンは「正統進化と革新を併せ持つ新たな『ストリートファイター6』は、家庭用とアーケード版で世界中のプレイヤーを魅了します。今後も両社はアーケードゲームの開発において密に連携を深めることにより、市場をさらに活性化させる新しいゲームの創出に努めてまいります」とコメントしている。
【商品概要】アーケード版『ストリートファイター6 タイプアーケード 』

【商品概要】『ストリートファイター6』
