キュービスト、CREST及びSANETTY Produceは、2022年12月9日に開催した取締役会および株主総会において、2023年2月1日に合併し、新社名を株式会社HIKE(ハイク)とすることを決定した。
キュービストは、ゲーム内で使用するグラフィック、プロモーション動画、ゲームと連動したWebサイト、ゲームマニュアル、ウェブトゥーンの制作等、様々なサービスを提供している企業。近年、キュービストはグラフィック制作技術を有する企業(株式会社カラフル、Panda Graphics株式会社)を子会社化・吸収合併し、一体となった管理体制の下、グラフィック制作サービスを拡大している。
一方CRESTは、コンシューマ・モバイルゲームの開発事業を中心に、音楽・アニメ・イベント、果てはVTuberのプロデュースまでその事業は多岐にわたる。また、クロスメディア展開を見据えた有力IPの360°サービス、オリジナルIPの開発・育成を注力事業と位置付けており、2022年11月には一般演劇やアニメ・ゲームIPを活用した2.5次元舞台の制作及びプロデュースを行うSANETTYを子会社化し事業拡大を図っている。さらに直近ではゲーム会社のアクアプラスも子会社化した。
【関連記事】
CRESTがアクアプラスを子会社化 ゲーム事業の拡大及びIPタイトルのグローバル展開が目的
本合併では、CRESTが得意とするコンテンツプロデュースやIPライセンス運用、キュービストが得意とするグラフィック制作、マーケティング・プロモーションを統合することで相乗効果を産み出し、経営の観点では人材、ファシリティ、ナレッジの共有による経営の効率化を進め、これまで以上にメディア・コンテンツ事業の成長を加速させることが可能であると判断し、本合併を決定した。
また、CRESTが注力事業と位置付けているステージ事業についても、スピード感をもって事業拡大に臨むためSANETTYを合併することも併せて決定。
HIKEが属するポールトゥウィンホールディングスは、顧客のサービスやプロダクトのライフサイクルの企画、開発、リリース、運用、改善の工程において、国内ソリューション、海外ソリューション、メディア・コンテンツの3つの業務区分を設けている。その中でHIKEは、toC、toB事業を網羅したメディア・コンテンツの中核を担う会社となる。
IPを主軸としたあらゆるコンテンツの市場ニーズを熟知したプロフェッショナル集団として、スピーディに次々と新しいことにチャレンジし、国内のみならずグローバルにIPの価値を提供していくという。
■本合併会社の概要
株式会社CREST:https://www.crest-inc.net/
株式会社SANETTY Produce:https://sanetty.com/
株式会社キュービスト:https://www.qbist.co.jp/
■本合併後の状況