PlayStation Plusの新CMが公開 国民的RPGが“月額1,300円で遊び放題”を謳い、PS Plus上位プランの加入増を狙う

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、12月16日よりPlayStation Plus(以下、PS Plus)の新CM「旅立つべき、冒険がある。」を公開した。

 冒険をテーマにした本映像では、PS Plus エクストラおよびプレミアムを対象とした「ゲームカタログ」で配信中のタイトルを紹介。該当タイトルは下記の3本。

■KINGDOM HEARTS III
全世界で2,500万本を出荷・販売した「キングダム ハーツ」シリーズの最新作。1作目から続いた“ダークシーカー編”が、様々な冒険を経て成長した主人公ソラを中心に、ついに完結する。

■FINAL FANTASY VII REMAKE
ゲーム史に残る不朽の名作『FINAL FANTASY VII』。複数作で展開予定の第1作目となる本作は、ミッドガル脱出までの原作を元にオリジナルの要素を加えた作品となる。

■ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
“懐かしさ”と“新しさ”を兼ね備えた、「ドラゴンクエスト」シリーズの新たなる原点となる11番目の冒険。新ストーリー、キャラクターボイス追加のほか、3D&2Dモードもこの1本で楽しめる。

 

 PS Plusは、2022年6月に大幅なリニューアルが行われた。従来通りのサービスが利用可能な「PlayStation Plus エッセンシャル(1ヵ月850円)」に加えて、ふたつの上位プラン「PlayStation Plus エクストラ(1ヵ月1,300円)」と「PlayStation Plus プレミアム(1ヵ月1,550円)」が用意。

 ふたつの上位プランでは、数百本のPS4/PS5タイトルが遊び放題になる「ゲームカタログ」や初代PS/PS2/PS3/PSPのタイトルがプレイできる「クラシックカタログ」などが目玉のサービスだ。今回のCMに関しても、この上位プランの加入数増加を目的としたプロモーション施策となる。

 一方でリニューアル後のPS Plus加入者数は鈍化、時期においては減少している。しかし、加入者1人あたりの収益が以前より増えており、加入者は減少しているものの、リニューアルによる成果が一定数得られているものと言える(ソニーの2022年度第2四半期決算では、ゲーム&ネットワークサービス分野における、ネットワークサービス単体での売上高が前年同期比で16.5%増と伸長している)。

 サブスクリプションサービスは、企業にとって安定的な収入源として重宝される。今回のCMでは、いずれもスクウェア・エニックスを代表する国民的RPGが「1,300円でハマり放題<実質“遊び放題”というメッセージ>」を訴求しており、年末年始の長期休みを利用して、腰を据えてゲームを楽しみたいユーザーに届く内容になっているだろう。

 さらに、年末年始に「ゲームカタログ」で遊べるおすすめタイトルを特設ページにて確認できる。

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