コジマプロダクションより2019年11月にリリースされたアクションゲーム『DEATH STRANDING』の映画化企画が進行中であることを海外メディアDEADLINEなどが報じた。
今回映画化されることが報じられた『DEATH STRANDING』は、「メタルギア」シリーズなどで知られる小島秀夫監督がコジマプロダクション創立後に初めて開発したタイトル。
作中では「デス・ストランディング」と呼ばれる現象により、人々や都市が分断された近未来を舞台に、サム・ポーター・ブリッジズを操作して世界を繋ぎ直す任務に挑むことなる。
『DEATH STRANDING』は主要登場キャラクターにノーマン・リーダス氏やマッツ・ミケルセン氏、レア・セドゥ氏、リンゼイ・ワグナー氏といった豪華俳優陣が採用されていることも特徴的で、歩荷のように荷物を運ぶ独特なゲーム体験とともに映画的体験も大きな話題となった。
全世界で1,000万本以上の人々を繋ぎ合わせてきた『DEATH STRANDING』の映画化企画だが、本件を報じたDEADLINEによれば、同作はホラー映画『バーバリアン』などを手掛けるHammerstone Studiosと提携し制作されるという。
同企画の制作費はアレックス・ルボヴィッチ氏が率いるHammerstone Studiosが全額出資し、同スタジオとコジマプロダクション、それぞれの会社を通じて制作されるようだ。
なお、現時点では同企画についてプロットの詳細などは伏せられているものの、同作世界観に新要素や新キャラクターの追加されると同メディアは報じている。
小島秀夫監督は今回の報道元であるDEADLINEを通じて「Hammerstone Studiosと新しいパートナーシップを結べたことを、とても興奮しています。このフランチャイズにとって極めて重要な瞬間であり、『DEATH STRANDING』を映画化するために彼らと協力できることを本当に楽しみにしています。」と語った。
創立7周年を迎え、続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作も発表されたことで業界から大きな注目を集めているコジマプロダクション。映像作品という新たな舞台に踏み出した『DEATH STRANDING』フランチャイズの行方に注目したい。