12月8日に実施された「The Game Awards 2022」が過去最高となる累計視聴回数を記録したことが、同式典司会のジェフ・キーリー氏の報告によって明らかとなった。
「The Game Award」は2014年より毎年開催されている、コンピューターゲーム業界の年次表彰式典。同式典では世界各国の主要ゲームメディアやファン投票により表彰が行われるほか、新作タイトルの情報公開の場の一面も持つ。
「The Game Awards 2022」では、その年の優れたゲームソフトを表彰するゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)をフロム・ソフトウェアの『ELDEN RING』が受賞(関連記事)。」さらに、『アーマード・コアVI ファイアーズ オブ ルビコン』や『DEATH STRANDING 2』といった新作タイトルが発表され、世界的に大きな盛り上がりを見せた。
ジェフ・キーリー氏の報告によれば、今年のライブ配信は前年比で20%以上増加の1億300万回の視聴回数を記録。
YouTubeでは全チャンネル合計で前年比で37%増加となる同時接続数133万人を記録し、メインチャンネル「thegameawards」ではピーク時に60万4000人が視聴。
Twitchでは全体で前年比20%増加の190万人の同時接続数があり、メインチャンネルでは前年の2倍以上となる57万1千人の同時接続数を記録した。
また、Twitter上では関連ツイートが前年比で28%増加したほか、ハッシュタグ使用数が31%増加。全世界でトレンド1位を獲得。
Valveが提供するデジタルゲームプラットフォームSteam上では、Steam Deckのプレゼント企画なども影響し、950万人以上が配信を視聴。ピーク時には85万人以上の同時接続数を記録したという。
「The Game Awards」は開催以降、増加割合に差はあるものの累計視聴回数を更新し続けており、ゲーム業界の発展と注目度の高さが伺える。
来年は同式典が10周年迎える記念すべき年となるため、次回もまた輝かしい報告が聞けることを期待したい。