Valveは12月27日、同社が提供するPC向けデジタルゲームプラットフォーム「Steam」で、1年間のゲームプレイ履歴を確認できる「Steamリプレイ」の特設ページを公開した。Steamアカウントを所有するユーザーであれば誰でもアクセス可能。
「Steamリプレイ」は、ユーザーごとに2022年に最もプレイしたゲームから、プレイ時間の内訳などがわかる特設ページ。獲得した実績やプレイ本数などの数字を、コミュニティの平均データと比較することもできる。
提供されるデータは多岐に渡り、「2022年発売の新作」や「1~7年前に発売された作品」、「8年以上前の作品」といった発売時期ごとのプレイ割合や、ジャンル分類によるプレイ傾向のレーダーチャートなどが表示される。よくプレイしたタイトル関しては、月別のプレイ時間なども閲覧可能。
そのほか、「獲得バッジ数」「新しく追加したフレンド数」「共有したスクリーンショット数」「執筆したレビュー数」「ワークショップ投稿数」など、複数の項目が確認できる。



昨今、ゲームのプレイ履歴を振り返るサービスは各プラットフォーマーが取り組んでおり、SIEは「あなたのPlayStation」と題した取り組みを2019年(実施は2020年1月)から開始。任天堂もNintendo Switchにおいて昨年「My Nintendo Switch History 2021」を公開。
今年も、SIEが「あなたのPlayStation 2022」、任天堂が「Nintendo Switch 2022 ~今年の振り返り~」でそれぞれユーザー個人のデータ、および統計データを提供している。そして今回、Steamも同様の取り組みを始めた形だ。