アンノウンXは1月7日、PC(Steam)向け『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』の制作にあたりCAMPFIRE (キャンプファイヤー)で実施したクラウドファンディングについて、目標金額の1000%を達成したことを発表した。そして目標金額1,500万円に対し、終了時点(1月9日)の支援総額は1億9,334万3,883円(1288%)となった。
このクラウドファンディングは、東方Project公認二次創作の基本無料スマートフォン向けリズムゲームとして制作された『東方ダンマクカグラ』を、PC/コンソール向けのスタンドアロン版としてリビルドすることを目的として行われたもの。
これまでストレッチゴール達成により新規テーマ曲の制作、新規ゲームモードの追加、Nintendo Switch版のパッケージ版制作が決定。

『東方ダンマクカグラ』は開発をアンノウンX、配信をDeNAが担当し、人気アレンジ楽曲を含む約120曲以上を実装したものの、リリースから約1年2ヶ月の2022年10月28日に幕を閉じた。しかしサービス終了を惜しむ声に応え、スタンドアロン版のプロジェクトが始動した流れ。
プロジェクト始動にあたって公開されたティザーでは、元がサービスを終了したゲームであることを背景に、キャッチコピーとして「幻想郷が毀(こわ)れたのは、君のせいなんだよーー」という刺激的なフレーズを採用し、注目を集めた。

スタンドアロン版ではPCやSwitch向けに、ゲームパッドおよびコントローラーに操作を最適化しているほか、毀れてしまった幻想郷の復興を目指す描きおろしストーリーモード、自由に楽曲をプレイ可能なフリーモードなどを追加。スマホ版に登場したキャラクターのカード(ミタマカード)はすべて収録される(一部はアップデート、DLCで登場)。なお、リリース予定時期やリターン品の発送は年内を予定している。