サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(Public Investment Fund/PIF)が任天堂株式の買い増しを実施したことが、1月12日に関東財務局へ提出された変更報告書を通じて明らかとなった。
PIF は2022年5月、提出した大量保有報告書によって、任天堂の株式5.01%を保有していることを報告していた(関連記事)。
そして今回の変更報告書によると、任天堂株式の保有比率は5.01%から6.07%へと上昇。報告義務の発生日は4日で、保有目的は引き続き「純投資」と記載している。なお、PIFはほかにカプコンにおける6.09%、コーエーテクモホールディングスの5.03%、ネクソンの9.14%株式を保有している。
サウジアラビアは近年、「2030年までにサウジアラビアをゲームとesportsの分野における究極のグローバルハブとすることを目指す」として、ゲーム・esports分野への長期的な投資戦略を公開。大手ゲームパブリッシャーへの投資も計画の一部に含まれている。
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