ゲームの不具合を検出するデバッグ事業を手掛けるデジタルハーツは1月31日、同社のパート・アルバイトおよび契約社員の時給の引き上げを決定したと発表した。実施時期は2023年4月1日となる。
デジタルハーツは、デバッグ事業を祖業に、ゲーム開発支援やマーケティング支援、海外展開支援、カスタマーサポートなど、幅広いサービスを提供する企業。
発表に際して、デジタルハーツは「昨今の世界情勢や円安などの影響により、食料品をはじめとする生活必需品の物価高騰や光熱費等の生活インフラのコスト上昇が進む中、時給の引き上げを行うことで、当社の主要サービスであるゲームデバッグを支えるテスターの生活の安定を図り、安心して業務に集中できる環境づくりに努めます」とコメントしている。
具体的には、実働1日8時間・週5日勤務を1年以上継続しているアルバイトテスターに関して、時給を一律100円引き上げ、中でも豊富な知識と経験を有するテスターについては最大200円の時給アップを実施。
また、アルバイト募集時のエントリー時給についても、4月以降、全国一律50円引き上げる予定とした。
なお、同社は今回のテスター時給引き上げにとどまらず、正社員給与の引き上げも実施する方向で検討を進めているとのこと。