KRAFTONは、2月6日に発生したトルコ・シリア地震について、現地の救援基金であるAhbapを通じて10万ドルを寄付したと発表した。
トルコ国営放送の発表によると、トルコ南東部及びシリア国境付近の地震被害において、両国合わせて死者数が1万5000人以上にのぼっているという。(2月9日11時現在)
代表取締役であるキム・チャンハン氏は、「寄付金が被害地域の復旧と被災者の生活安定に役立つことを願う」と、災害で苦しむ人々に深い哀悼と慰労の意を伝えた。寄付金はイスタンブールの同社事務所から団体と協議のもと、具体的な時期、方法を決定していくとのこと。
なお、Ahbapはトルコ出身の歌手・Haluk Levent氏によって立ち上げられた現地のNGO。2017年の設立以来、自然災害の被災者支援と救護活動を行っている。
トルコ・シリア地震に関して、日本からも日本ユニセフ協会や国境なき医師団をはじめ、多くの団体が寄付・募金を呼びかけている。国内の企業もドワンゴの「ニコニコ動画」が特定の動画に対して贈られた「ギフト」の売上金を寄付する取り組みを実施するなど、支援の動きが広がっている。