
スクウェア・エニックスは2月8日、同社が手掛けるPS5/PC(Steam, Epic Games Store, Microsoft Store)向けソフト『FORSPOKEN』(フォースポークン)について、ディレクターの荒牧岳志氏から今後の方針を示すメッセージを公開した。
『FORSPOKEN』は、スクウェア・エニックスグループのゲームスタジオ「Luminous Productions」が開発する魔法アクションRPG。現代の若い女性フレイ・ホーランドを主人公に、彼女の持つ魔法の能力を駆使し、アーシアと呼ばれる地で危険な試練に立ち向かいながら謎を紐解いていく物語が展開される。
同作は2度の延期を経て2023年1月24日(PC版は1月25日)に発売。「美しくも残酷なオープンワールド」や「フィールドを縦横無尽に駆け回る魔法パルクール」、「カスタマイズ性の高い魔法アビリティ」などを売りにしていた。
しかし今回、開発を担当したLuminous Productionsのスタジオヘッドであり、ディレクターを務める荒牧岳志氏が公開したメッセージによると、全体的なパフォーマンス、グラフィック、操作性、そして「ゲーム内コンテンツの一部修正、追加」に関するアップデートを検討しているという。
参考までに、PCゲームプラットフォーム「Steam」で同作に寄せられたレビュー約3,000件(執筆時点)は好評が59%の「賛否両論」ステータスとなっている。多くのユーザーが魔法パルクールやアビリティの組み合わせなど独自の要素を評価する一方で、オープンワールドの探索におけるバリエーション不足や報酬設計への不満が多く挙げられていた。
そうした賛否の声を受けてか、今後の方針に関する声明を公開。現時点で詳細は不明だが、具体的な内容については近日中に案内予定とのこと。
なお、追加ストーリーDLC『FORSPOKEN:In Tanta We Trust』の配信時期は2023年夏頃を予定している。