WB Gamesが2月10日に発売した『ホグワーツ・レガシー』(PC版は2月11日発売)について、PCゲームプラットフォームSteamでの同時接続ユーザー数が約88万人を記録する盛り上がりを見せている。
『ホグワーツ・レガシー』は、J・K・ローリング氏の小説「ハリー・ポッター」の世界を舞台とするオープンワールド・アクションRPG。プレイヤーは、ホグワーツの生徒として学校生活を体験しながら、魔法界を引き裂こうとする古代の秘密に挑む。
同作は小説を原作として映画・ゲームなどさまざまなメディアで展開する「魔法ワールド」(Wizarding World)フランチャイズでもあり、作中には小説および映画シリーズを想起させるイースター要素が多分に含まれているのも特徴のひとつ。
ゲームシステムはオーソドックスながら、原作「ハリー・ポッター」の1990年代より前の時代である1800年代のホグワーツ、およびその周辺地域を緻密に描き出している点が大きく評価されている。参考までに、Steamでのレビュー件数は執筆時点で6.5万件を超え、93%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。また、Metacriticが収集する海外レビューによるメタスコアは86点を記録。
そして、その注目度を裏付けるように、Steamの同時接続ユーザー数はピーク値で879,308人となり、数字上は2022年2月に発売され大ヒットを記録した『ELDEN RING』と同水準の盛り上がりを見せている(関連記事)。なお『ホグワーツ・レガシー』は基本的にソロプレイ専用のタイトルであるため、このような同時接続数の伸びは驚異的と言える。

なお、国内におけるプロモーションは多岐に渡り、霜降り明星 せいやさんが出演する懐かしさを訴求するTVCMのほか、声優・花江夏樹さんの案件配信には映画「ハリー・ポッター」において主人公役の吹き替え版声優を務めた小野賢章さんが出演している。
『ホグワーツ・レガシー』は現在、PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam、Epic Games)向けに発売中。今後、PS4/Xbox One版は4月4日、Nintendo Switch版は7月25日に発売を予定している。