コロプラは、同社の2022年1月〜12月の育児休業取得率について、男性が86%、女性が100%だったことを発表した。男性の育児休業取得率においては、厚生労働省が発表した調査値13.97%に対して、約6倍の取得率となるという。また、育児休業からの復帰率は男女共に100%となった。

育児・介護休業法の改正に伴い、2022年10月より「産後パパ育休(出生時育児休業)」「育児休業の分割取得」が施行された。コロプラでは、改正以前より全従業員が安心して長く働くことができる環境を提供するため、企業枠を利用できる企業主導型保育園との提携や出産・育児についての公的・社内手続きをまとめた「パパ手帳・ママ手帳」を交付するなど独自の取り組みで、子育て世代を応援するさまざまな支援制度を推進してきた。
継続的な取り組みを通じて、男性従業員の育休取得率が年々増加し、2019年は24%だったのが2022年は86%になり、約62ポイント上昇。コロプラは「引き続き、従業員とそのご家族が安心して出産を迎え、子育てができるような環境づくりに取り組んでまいります」とコメントしている。
下記はコロプラが実施している「育児・家族に関する制度や取り組み」となる。
出産・子育てを支援する取り組み
育休を取得しやすい環境づくりに加え、子育て世代従業員に対するさまざまな制度設計を行っている。
パパ手帳、ママ手帳
出産・育児に必要な公的手続きや社内手続き、復帰までの制度などをまとめたオリジナルの手帳。産前産後休業及び育児休業取得者の声なども掲載し、産育休への不安軽減にも努めている。


保育園との提携
ライフステージが変わっても安心して勤め続けてほしい、仕事と家庭の両立を応援したいという思いから、「ニチイキッズ保育園(企業枠)」と提携。産休・育休を経て職場復帰を希望しても保育園を見つけられなかった従業員をサポートしている。
はれのひエール
従業員の結婚や出産(配偶者を含む)をお祝いするために、会社から慶事祝金や慶事休暇が支給される制度。
こども看護休暇
小学校3年生終了までの子供がいる従業員が有給休暇を使い切ってしまった場合でも、さらに年5日間の有給休暇を取得できる制度。通院を伴う看護を目的に使用することができる。
マイタイム(時差出勤/短時間勤務/時差短時間勤務)
出社時間を調整できたり、勤務時間を短縮できる制度。
※現在はコロナ禍のため「スーパーフレックス勤務」も並行実施中
くま’s ギフト
従業員を支える家族に、日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントが届く。いつ・何が届くかは事前に知らされていないので、従業員もご家族にもサプライズとなる。
Family Day
従業員の家族をオフィスに招待するファミリーイベント。職場環境を見てもらうだけでなく、オリジナルのゲームをしたり記念写真を撮ったりするなど、家族を通じて従業員同士のコミュニケーションを図るイベント。コロナ禍でイベントは中止しているが、従業員や家族に感謝の想いを伝えたいという気持ちから、ギフトという形で毎年プレゼントを届けている。
