米・Nianticは3月8日、新作の位置情報ゲーム『Peridot』(ペリドット)を現地時間5月9日にサービス開始することを発表した。あわせてアナウンストレーラーが公開。App StoreとGoogle Playで事前登録が開始されている。
『ペリドット』は、同社の『ポケモンGO』や『ピクミン ブルーム』と同様に位置情報とARを活用したタイトルで、「ペリドット」(通称・ドット)と呼ばれる生物を育てるペット育成シム。
ゲーム内では、数千年ぶりに目覚めた小型の生物種とされる「ドット」が絶滅の危機に瀕しており、彼らが新しい世界に適応できるようにサポートし、赤ちゃんから大人になるまで育てることが目的となる。
大人になったドットは「生息地」を見つけだし繁殖させることが可能で、繁殖に選んだ場所によって生まれてくる子どもの変異先も異なる。他のプレイヤーとの交配で親から特徴を受け継ぐ事も可能。そうして何世代にも渡ってドットを育てていくというのがゲームの流れとなるようだ。
また、ドットはそれぞれ見た目が違い、性格や好き嫌いも異なる。それぞれのドットはプレイヤーの助けを必要とする異なる願望を持っており、それを叶えるために外に出る必要があるという。例えば、一定の距離を歩く、特定の場所を訪れる、特定の種類の食べ物を食べる、などがあり、プレイヤーが外出する動機付けになっている。
AR要素としては、NianticのLightship ARDK技術により、ドットは土、砂、草など様々なロケーションを認識することができる。ドットはこの認識によって場所に応じた餌を探すことができ、水中では昆布を、砂地ではビートなどを発見することができるという。
なおNianticは今年1月、NBAと提携したARバスケットボールゲーム『NBA All-World』を配信開始。しかしリリース後1ヶ月の勢いは芳しくない状況だ。同社は今後、『ペリドット』の他にもマーベルIPを活用した『MARVEL World of Heroes』を2023年後半にリリースする予定としている。