
HAPPYカイゴは、認知症の高齢者でも楽しんで取り組めるジグソーパズル「懐トレ・メモリーズ」を開発したことを発表した。
「懐トレ・メモリーズ」は、高齢者が扱いやすい大きさに加え、昭和の懐かしい風景のイラストを使っているため、昔を思い出しながら楽しめるようになっている。
<以下、プレスリリースより引用>
合同会社HAPPYカイゴ(本社:神奈川県相模原市)は、認知症の高齢者でも楽しんで取り組めるジグソーパズル「懐トレ・メモリーズ」を開発しました。昭和の懐かしい風景のイラストを使い、高齢者が昔を思い出しながら楽しめるようになっています。台紙には計算問題を印刷し、絵柄合わせが苦手な人でも取り組めるように工夫しています。
このジグソーパズルを商品化するため、6月18日までクラウドファンディングを実施しています。
商品化の背景~合同会社HAPPYカイゴ代表・関仁巳の想い~
昨年の11月に父は亡くなりましたが、その直前まで笑顔で取り組んでいたものが、この計算式を合体させたジグソーパズルです。認知症と診断されてから、徐々に新聞やテレビにも関心を示さなくなり、ぼーっとすることが増えました。そんなときに試しに作ったものがこのジグソーパズルです。計算が得意だった父はひとつのパズルを完成させる度に得意気な表情で満面の笑みを浮かべていました。
このジグソーパズルを取り入れることにより、認知症の父が一人で取り組めるものが見つかり、私自身も時間と心の余裕が生まれました。ただぼーっと座っているだけの認知症の父を見ているのはかなり辛いものがありました。だからといってずっとそばについている時間もないのが現実です。介護をする側も応援したい、という思いもこのジグソーパズルには込められています。
クラウドファンディング実施中(6/18まで)ご支援はこちらから:
https://a-port.asahi.com/projects/happykaigo/

ジグソーパズル、「懐トレ・メモリーズ」の特徴
・昭和レトロな4種のイラスト(春・夏・秋・冬)で昔を思い出して楽しみながらできる。
・高齢者が扱いやすい大きさ(ピースの数:24ピース、ピースの大きさ3×3cm)
・台紙にランダムに計算問題(足し算、引き算、掛け算、割り算)、ピースの裏にその答えとなる数字が印字されているため、絵柄合わせが苦手な人でも、過去に習得した計算能力を活用してピースを組み立てることができる。
・パズル初心者への導入のきっかけとして活用できる。
・仕上がりサイズ:A4
