ゲームエイジ総研は、ゲームのレビューサイトの閲覧に関するアンケート結果を公開した。調査対象は、何らかのゲームをプレイしている全国10~50代男女3090人。調査時期は2021年4月となっている。
ゲーム購入時にレビューを参考にするかという質問に対して、38.5%のゲーマーがなんらかのレビューを参考にすると回答。その内、51.3%と半数以上のゲーマーが「Amazon」、
43.9%が「YouTubeなどの動画サイト」、28.2%が「TwitterなどのSNS」という結果になっていた。
ゲームメディアのレビューを参考にするゲーマーは相対的には少なく、利用率が最も高かった「ファミ通.com」でも11.4%という回答に。ゲームエイジ総研は、「ゲーム購入のために参考にするのはお気に入りYoutuberやTwitterのフォロワーといった、親密性の高い距離感を持つ相手のレビューをゲーム購入の参考にしている」と分析している。
また、レビューを見るときにスコアと本文をチェックするというゲーマーは、半数以上という回答結果に。レビュー本文のみ参考にするというゲーマーと合わせると、9割近くのゲーマーがレビュー本文をじっくりチェックし、購入するゲームを選んでいることが分かった。
ちなみに、レビューの執筆者について意識をしていると答えたゲーマーは34%だった。
ゲームエイジ総研は、レビューがゲームを購入するための判断材料のひとつとして機能しているとともに、レビュー自体も1つのコンテンツとしてユーザーの楽しみになっている可能性について指摘。最後に、「今後も媒体や形は変わりつつも、ゲームレビューという文化/コンテンツは重要性を増し、さらに拡大していく」とまとめている。