
フラーは、KDDIと資本業務提携契約を締結したことを発表した。今後、フラーはデジタル領域での地方創生に向けた取り組みをKDDIと連携してさらに加速させていくとのこと。
両社のシナジーで地方創生に貢献へ
今回の資本業務提携は、KDDIとフラーが2021年1月7日に結んだ地方創生を推進する業務提携を発展させたもの。地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」(運営:グローバル・ブレイン株式会社)を通じて、KDDIはフラーに出資した。
参考:2021年1月7日公開ニュースリリース「フラー、KDDIと地方創生を推進する業務提携を締結」( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000005362.html )
フラーはアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」を柱とした市場分析・デジタル事業戦略の策定からプロダクトの開発・運用支援まで、デジタル領域における企業のさまざまな課題に対し、一気通貫で対応できることを強みとしている。
今回の資本業務提携を契機に、KDDIが持つ5G通信・IoT・AIといった先端技術やベンチャーネットワークとフラーの強みを掛け合せることで両社のシナジーを創出するねらい。フラーは、ITの地域格差是正など地方創生における課題解決に貢献する取り組みをいっそう強化していく動きだ。