
ブロックチェーン技術を用いたアプリケーション開発を行うdouble jump.tokyoは、運営するブロックチェーンゲーム開発支援サービス「MCH+」の参画タイトルが、同サービスの展開する「Asset Mirroring System(以下、AMS)」を通じてPolygon対応を行うことを発表した。
国内ブロックチェーンゲーム領域としては初の事例となる。
Polygon対応の背景は、低下していた各ブロックチェーンゲームの発行するNFTの流動性を回復することを目的としている。これまでは、2020年頃より、イーサリアム上でDeFiプロダクトの勃興によりトランザクション手数料が著しく上昇しており、各ブロックチェーンゲームの発行するNFTの流動性が低下していた。
本対応により、MCH+の支援する各タイトルは、ユーザーがオフチェーンにあるNFTをPolygon上にも転送できるようになる。現在、Polygonはイーサリアムに比べて安価なトランザクション手数料であることから、オンチェーンにおける流動性が回復することを見込んでいるとしている。
<以下、プレスリリースより引用>
ブロックチェーン技術を用いたアプリケーション開発を行うdouble jump.tokyo株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野広伸、以下「double jump.tokyo」)が運営するブロックチェーンゲーム開発支援サービス「MCH+」の参画タイトルが、同サービスの展開する「Asset Mirroring System(以下、AMS)」を通じて Polygon 対応を行うことをお知らせします。国内ブロックチェーンゲーム領域としては初めてのマルチチェーン対応の事例となります。
国内ブロックチェーンゲーム領域としては初めてのマルチチェーン対応の事例となります。
■ Polygon 対応を行うブロックチェーンゲームタイトル
・My Crypto Heroes
・BRAVE FRONTIER HEROES
・CryptoSpells
・CHOJO
■ Polygon 対応の背景
2020年頃より、イーサリアム上ではDeFiプロダクトの勃興によりトランザクション手数料が著しく上昇しており、各ブロックチェーンゲームの発行するNFTの流動性が低下しておりました。
本対応により、MCH+の支援する各タイトルは、ユーザーがオフチェーンにあるNFTをPolygon上にも転送できるようになります。
現在、Polygonはイーサリアムに比べて安価なトランザクション手数料であることから、オンチェーンにおける流動性が回復することを見込んでいます。
■ AMS(Asset Mirroring System)について
AMSは、マルチブロックチェーン対応を支援し、統一的なアセット情報取得と利用を実現するシステムです。
トランザクション手数料や、スケーラビリティの課題を抱えるブロックチェーンに対して、NFTを持つユーザー、事業者が自由に選択できるようにすることを目的としています。
また、AMSが保有するNFT管理機能とマーケットのような外部サービスと接続することで、トランザクション手数料を抑えたNFTのコラボレーションが実現できます。
double jump.tokyoは、世界中のブロックチェーン開発チーム、AMS利用コンテンツ、NFT関連サービス事業者と連携をとり、対応ブロックチェーンの拡充を進めております。
なお、AMSは、ブロックチェーンコンテンツ協会が推進する標準仕様Oct-Passに準拠しております。https://www.oct-pass.org/
■ Polygonについて
Polygonは、イーサリアムのスケーリングとインフラ開発のための、プラットフォームです。提供するSDKは「Plasma」「Optimistic Rollups」「zkRollups」「Validium」などのセキュアチェーンなどの構築や接続をサポートする柔軟なフレームワークになっています。
展開されているDAppsは90以上、過去のトランザクション数が約700万回、ユーザー数が約20万人と、現在レイヤー2ソリューションとして急速に普及しています。