バンダイナムコホールディングスは5月30日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で行うパビリオン出展について、「機動戦士ガンダム」を軸とした構想概要を発表した。
『ガンダムパビリオン(仮称)』と題された構想では「機動戦士ガンダム」における「もうひとつの宇宙世紀」を舞台とし、未来社会の課題解決に向けた壮大な実証実験を行う内容になるという。

バンダイナムコグループは2022年4月より、グループの最上位概念としてパーパス「Fun for All into the Future」を掲げている。このパーパス(存在意義)のもと、IPを軸に世界中のファン、あらゆるパートナー、グループ社員、そして社会とつながる姿を目指す姿勢。
そんな中、「機動戦士ガンダム」は、1979年のTVアニメ放送から40年以上にわたり映像作品や商品・サービスなどを展開するグループの主力IP。
現在は「機動戦士ガンダム」を通じて社会問題を考えるサステナブルプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION (GUDA)」を立ち上げる(関連記事)など、IPからSP(社会的アイコン)への成長を目指し、さまざまな社会的課題への取り組みを行っている。
今後は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の成功に向けて、『ガンダムパビリオン(仮称)』の具体化および準備を進めていくとのこと。
構想概要
・未来社会の課題解決に向けた実証実験
・人と人のつながりによる「共創」の実現
・「機動戦士ガンダム」が示す未来の可能性
・リアルとバーチャルが連動した未来体験