『GTA V』が累計出荷本数1億6500万本を突破 継続的アップデートで長寿作品になるも、ユーザーは次回作に期待

 世界的人気を誇る『Grand Theft Auto(以下、GTA)』シリーズを展開するテイクツーが新たに『グランド・セフト・オートV(以下、GTA V)』の全世界累計販売本数を公開した。

 テイクツーによれば、『GTA V』の累計出荷本数は1億6500万本を突破しており、2022年2月に公開した情報から500万本増加している。

 『GTA V』は2013年に発売されたロックスター・ノースが開発するクライムアクションゲーム『GTA』シリーズの最新作。

 3名の主人公を自由に切り替えながら進めるストーリーモードや、同社開発の『GTA SA』、『GTA IV』、『RED DEAD REDEMPTION』を合体させたよりも広大なマップなど、シリーズでも初となる試みが多く取り入れられている。

 ゲーム本編へのアップデートは現在行われていないものの、同作のオンラインモードである『GTA Online』へのアップデートは継続的に実施されており、ゲーム本編には含まれない乗り物や、強盗ミッションといった新要素を追加。

 2020年には同サービスでは異例の新マップを実装する過去最大規模のアップデートが実施され、話題となった。

 本作は2013年に9月(日本国内では10月)にPlayStation 3、Xbox 360で発売されて以来、PC及びPlayStation 5、Xbox Series X/Sまで実に3世代にわたって販売が続けられている長寿作品だ。

 来る2023年に販売10周年を迎えるが、今年3月には新たにプレイヤーメンバーシップ「GTA+」のサービスを開始しており、衰えない勢いを感じさせる。

 10年近くもの間、販売・サービスの継続がされている『GTA V』、『GTA Online』だが、実際にプレイしてみるとゲームの本質的な完成度は圧倒的に高く、新たにプレイするユーザーにとってはシステム面やグラフィック面、コンテンツ量では最新タイトルにも決して引けを取らない出来だろう。

 一方で、継続的にプレイするユーザーにとっては、世代を超えたリマスター版を販売しながら『GTA Online』をこすり続けている状況であり、次の展開を期待する声も大きくなっている。

 『GTA』シリーズの次回作については、今年2月に開発中であることが発表されたものの、『GTA VI』となるのか過去シリーズのリメイク・リマスターになるのかは現時点で不明。

 次回作の開発が正式に発表された今、ユーザーを増やし続けている『GTA Online』へのアップデートがどの程度維持されるのか注目だ。

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富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
富士脇 水面(Minamo Fujiwaki)
プラットフォーム問わず、FPSやRPGなど多種多様なジャンルをプレイする雑食ゲーマー。人生を変えたゲームの魅力を伝えるため、WEBメディアを中心に活動中。

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