イスラエルのモバイルゲーム大手Playtika、約1,000億円で『アングリーバード』のRovio買収を提案 

 イスラエルのモバイルゲーム大手Playtikaは1月19日、『アングリーバード』で知られるRovio Entertainmentを1株あたり 9.05 ユーロで評価し、総額7億5,100万ユーロ(約1,065億円)で買収するオファーを発表した。

 発表によると、2022年11月16日に非公開で提出した、1株あたり8.50 ユーロとする最初の提案よりも評価額が引き上げられているという。また、このオファーは拘束力を持たず、Playtikaはこの件に関してRovioといかなる合意にも至っていないと明記している。

 Rovioも現時点でこのオファーに対する決定をしておらず、Playtikaといかなる交渉も行っていないとの声明を発表している。

 Playtikaはイスラエルで2010年に設立され、ポーカーやソリティア、スロットなどカジノ系のカジュアルタイトルを多く扱うゲーム開発会社。CEOであるRobert Antokol氏は、「Rovioの有名なIPとそのユーザーベース、そして当社の最高クラスのマネタイズとゲーム運営能力の組み合わせは、当社の株主にとって非常に大きな価値を生み出すと確信しています」とコメントしている。

 なお今回の買収提案は、Playtikaのレイオフによる人員削減と並行して行われている。同社は昨年、6月に報告された約250人の解雇に加え、9月にマッチ3パズルの『Best Fiends』を手掛けた傘下スタジオSeriously を閉鎖し120人を解雇。さらに12月にはPlaytikaスタッフの15%にあたる600人以上が解雇されている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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