
Supercellは12月15日、北米で新しいスタジオを開設することを発表した。新スタジオでは、モバイルゲーム以外の分野にも進出する方針だという。
同社は10年間の中で『Clash of Clans』、『Clash Royale』、『Brawl Stars』、『Hay Day』、『Boom Beach』といったモバイルゲームを開発・運営してきた。いずれも10億ドル以上の収益を上げる大ヒットタイトルであり、中でも『Clash of Clans』と『Clash Royale』は100億ドル以上を超える同社の代表的タイトルだ。
Supercellといえばリリースするタイトルのクオリティについて、厳しい基準を設けていることでも有名だ。2016年にDAU1億人を達成した際の動画では、運営タイトル4本に対し、取り潰したプロジェクトが14本あることを明らかにしていた。
開設される北米の新スタジオでは、現地で人材を募集し、モバイルだけでなくあらゆるプラットフォームで開発を行うという。リリース内ではゼネラルマネージャーのRyan Wener氏が「ユーザーが予想しないような野心的なゲームを作りたい」と語っており、新規IPでも「Clash」シリーズや「Brawl Stars」のIPを活用したタイトルでも、野心的なプロジェクトであれば前向きな姿勢を取っている。