『アラド戦記モバイル』が韓国で大ヒット ユーザー数は1日で100万人を突破

 ネクソンが3月24日に韓国でリリースした新作アクションRPG『アラド戦記モバイル』(現地タイトル『Dungeon&Fighter Mobile』)が韓国AppStoreとGooglePlayの上位にランクインした。韓国のゲームメディア「THIS IS GAME」等が報道している。

 同28日、韓国AppStoreのセールスランキングでは『リネージュW』『リネージュM』に次いで3位に、GooglePlayではトップを獲得した。

 『アラド戦記モバイル』は、日本では2006年から正式サービスを開始したオンラインアクションRPG『アラド戦記』のIPをモバイル向けに最適化したタイトル。ネクソンの発表によると、1日でゲームユーザー数も100万人を達成(事前DL数は120万、事前キャラクター作成数は110万)。これは、ネクソンがこれまで手掛けたモバイルゲームで達成した記録をすべて更新した数字だという。

 また、ネットカフェゲームのランキングを集計するサイト「gametrics」によると、同作はネットカフェシェアで22位にランクイン(『アラド戦記モバイル』はPC版公式クライアントに対応している)。モバイルゲームとしては『ODIN: VALHALLA RISING』(オーディン ヴァルハラ ライジング)に次ぐ2位となった。

 現地メディアの分析によると「アラド戦記」IPを活用した『アラド戦記モバイル』は、グラフィックや全般的なゲームシステムなど、様々な部分で改善事項が適用され、古くからのファンはもちろん、シリーズに初めて触れる新規ユーザーも満足して楽しめる作品になっているという。

 特に「gametrics」は該当記事「ガチャなどのPay to Win要素が少なく、無課金から微課金ユーザーも大きな気軽に楽しむことができる」と評価した。

 課金要素が少ないながらもセールスランキングで上位にランクインしているのは、ユーザー数が1日で100万人を突破しているように、多くのユーザーを呼び込めているからだろう。

 『アラド戦記モバイル』は現在、日本版リリースの日程は未定。韓国での好スタートを記録した同作の、国内での展開にも注目したい。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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