Wright Flyer Studios(WFS)とKey(ビジュアルアーツ)は12月1日、両社のモバイル向けRPG『ヘブンバーンズレッド』(ヘブバン)について、韓国版および中国繁体字版(香港、台湾、マカオなど)のリリースが決定したことを発表した。あわせて、PVが公開されている。
12月9日、13日に韓国・ソウル、台湾・台北でそれぞれ制作発表会が開催され、詳細が明らかになる予定。
発表会には、WFSの代表取締役社長である柳原陽太氏、プロデューサーの柿沼洋平氏、開発を統括する下田翔大氏が登壇し、同作の紹介や今後の展開について説明。当日の様子は、韓国語・繁体字版の公式YouTubeおよびFacebookで生配信される。
『ヘブバン』は、『AIR』や『CLANNAD』などの恋愛アドベンチャーゲームで知られる麻枝准氏(Key所属)が原案・メインシナリオ、音楽プロデュースを手掛ける新作モバイル向けRPG。キャラクターデザイン・原案とメインビジュアルは、『ソフィーのアトリエ』『マギア・レコード』などで知られるゆーげん氏が担当している。
日本国内においては、2022年2月にリリースされると、セールスランキング1位を獲得。上位をキープし、『ウマ娘 プリティーダービー』(2021年2月24日リリース)以来となる新規IPでの大ヒットを記録した。
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なお、開発を行うWFSは社内にローライズ組織を持ち、これまでにも同社の『アナザーエデン 時空を超える猫』などのタイトルを海外で自社パブリッシングしている。詳細は制作発表会で明らかになるが、韓国・繁体字版においても自社でローカライズを担当する可能性が高いと見られる。