中国政府が、テック大手テンセント・ホールディングスの株式を取得する構えに入ったと、英経済紙Financial Times等のメディアが報じている。
政府は傘下のファンドや企業など事業体を通じて、子会社の黄金株(Golden Share/株主総会や取締役会での決議に対して拒否権を持つ株式)を取得する見込み。
この決定による、テンセントのゲーム事業に与えられる影響については現時点では不明。
中国政府はほかにもEC大手であるアリババグループ子会社の黄金株を取得したとされ、インターネット業界での統制を強める意図が推察される。