
韓国Nexon Games(ネクソンゲームズ)は3月31日、同社で開発したモバイル向けキャラクターRPG『ブルーアーカイブ』が中国正式リリースに向けて事前予約を開始したことを明らかにした。
『ブルーアーカイブ』は、巨大学園都市「キヴォトス」を舞台としたモバイル向けキャラクターRPG。プレイヤーは連邦捜査部「シャーレ」の担当顧問として、個性豊かな少女たちと共に学園で起こるトラブルの解決に挑む。開発はNEXON Gamesが手掛け、日本での運営をYostarが、韓国での運営をネクソンが担っている。
先日の2周年においては、さまざまなマーケティング及び運営施策が功を奏してか、日本と韓国のアプリストアのセールスランキングで1位を獲得した。リリースから1年以上が経過しているにも関わらず、リリース直後を上回る勢いを記録したことは注目に値する。
そんな『ブルーアーカイブ』は、3月16日に中国・国家新聞出版署から版号を発行され、事前予約を通じて本格的な中国サービスの準備に乗り出す。同作の中国サービス名称は『蔚蓝档案』。事前予約突入とともに『ブルーアーカイブ』の中国公式ホームページとPVも公開した。
一方、同作の中国地域サービスは上海ローミングスター(Shanghai Roaming Star Co., Ltd)が担当。同社は『アズールレーン』や『アークナイツ』などの日本、北米地域パブリッシャーであるゲーム会社Yostarの子会社だ。巨大市場、中国でリリースできることはNEXON Gamesはもとより、親会社ネクソンの収益に大きく影響するだろう。