Amazon、ゲーム部門のスタッフ約100人を解雇 Prime Gaming、Game Growth、およびサンディエゴスタジオが対象

 世界最大のECサイトを運営する米Amazon.comが、約9000人に及ぶ全社的な人員削減の一環として、同社のゲーム部門スタッフ100人近くを解雇したことが明らかとなった。海外メディアBloombergが報じている。

 Amazonは3月、昨年11月から立て続けに解雇した18000人に追加する形で、更に約9000人の人員削減を発表。その中には配信プラットフォームであるTwitchにおける400人以上のスタッフも含まれていた。

 報道によると、子会社Amazon GamesのVPであるChristoph Hartmann氏が従業員宛に送ったメールで上記のことが明らかになったという。そして、ゲーム関連事業で影響を受けるのは、Prime Gaming、Game Growth、およびサンディエゴスタジオの従業員とされる。

 Amazon Gamesにおけるそれぞれの部署について、Prime Gamingは、Amazonプライム会員に向けて、PC・コンソール・モバイルのゲームコンテンツを提供するチーム。Game Growthは「世界最高の体験を創造する」ことを目的に、あらゆるゲームコンテンツに世界中のどこからでもアクセスできる方法を模索する活動を行う人材サービス。

 サンディエゴスタジオは同社がゲーム開発拠点として2017年に設立。現在に至るまで未発表のプロジェクトが進行しているとされている。人員削減を行う一方で、Hartmann氏はメールの中で「今後も社内の開発努力に投資し続け、プロジェクトの進捗に応じてチームも成長し続けるだろう」とコメントしている。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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