イルミネーションと任天堂が共同で製作した「スーパーマリオ」のアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(The Super Mario Bros. Movie)」について、4月5日の北米公開を皮切りに、5日間で世界興行収入3億7,720万ドル(約500億円)に達したことが明らかとなった。海外メディア「Deadline」や「DiscussingFilm」などが驚異的なオープニング記録の様子を報じている。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、任天堂の「スーパーマリオ」を題材にしたアニメーション映画。監督をAaron Horvath(アーロン・ホーバス)氏とMichael Jelenic(マイケル・ジェレニック)氏が務め、脚本をMatthew Fogel(マシュー・フォーゲル)氏が手掛ける。ユニバーサル・ピクチャーズが配給を行う。
参考までに、米国の映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、執筆時点で5,000人以上の一般ユーザーのうち、98%が星3.5以上(評価の最大値は星5)の高評価としている。一方で、211件の批評家レビューでは、肯定的なレビューが56%程度にとどまっている。
報道によると、北米においては動員数が1,700 万人を超え、コロナ禍以降では大ヒットしたMCU映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」以来の規模だという。そして、全世界ではディズニーの「アナと雪の女王2」が保持していたアニメーション映画としての最高オープニング興行収入を上回る結果となった。
同映画は世界で順次公開されており、日本での公開は4月28日を予定している。