ネットマーブルは、独自のブロックチェーンエコシステム「MBX」(MARBLEX)の立ち上げを発表した。3月にダークファンタジーMMORPG『A3: Still Alive スティルアライブ』において全世界で適用され、独自のMBX通貨とMBXウォレットを用いて運用される。
2020年11月10日からサービスを提供しているPvP要素のあるハクスラ『A3: Still Alive スティルアライブ』は、3月に新コンテンツのダンジョン「イネトリオン」を実装予定。採取した「イネトリオン鉱石」をもとに「INETRIUM」の獲得が可能で、同アイテムはブロックチェーンシステムを通じて現金化可能な仮想通貨へ変換することができる。
また、3月中に「MBX」に関するホワイトペーパーを公式サイトで公開する予定となり、詳細な情報は各種SNSを通じて発信していくとのこと。
ブロックチェーンエコシステム「MBX」は、ブロックチェーンプラットフォームの「Klaytn」(クレイトン)を基盤としたブロックチェーン技術を導入することで、ネットマーブルのゲームを盛り上げることを目的としているという。このエコシステムにより、プレイヤーの自発的な参加を促すだけでなく、参加したプレイヤーが報酬を得ることが可能とする。なお、「Klaytn」は「カカオトーク」で知られるkakaoの子会社Ground Xが開発しているパブリックブロックチェーン。
また、ネットマーブルは設立したブロックチェーン事業を手掛ける子会社を通じて、今後様々なゲームやテクノロジーのエコシステムを活用することで、NFTやメタバース分野における競争力強化の機会を探究する方針。
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