LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCは3月23日、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」の提供を2022年4月13日より開始することを発表した。
ローンチラインアップでは、吉本興業など計17コンテンツと連携し、人気芸人の渾身のネタをNFT用として撮りおろした限定NFT動画「よしもとNFT劇場」をはじめとした7ジャンル100種類以上のNFTの販売が決定。
現在、Twitter公式アカウント(@linenft_jp)ではクイズキャンペーンを実施中。
さらに今後はソフトバンクやZホールディングスのグループ企業との協業を通じて、さまざまなNFT体験を提供する。
ソフトバンクとは、同社が提供するB.LEAGUE を中心とした動画配信サービス「バスケットLIVE」において、動画NFTの取り扱いを予定。また、同社のコンテンツ配信サービス「5G LAB」とも技術的な連携を進め、xR技術を活用した立体感・臨場感のあるNFTの検討を進めているとのこと。
PayPayとは、NFT購入時の決済手段として「PayPay」の導入を検討。また、ヤフーが運営する日本最大級のネットオークションサービス「ヤフオク!」との連携も進めており、NFTを「ヤフオク!」で出品・落札できるように準備を進行中。ZOZOとは、一部のファッションブランドとのNFT販売を予定している。
さらに「LINE GAME」や「LINE MUSIC」、「GYAO!」などのZホールディングスグループのエンターテインメントサービスを運営する「Z Entertainment」と連携し、動画やライブ配信などのエンターテインメント領域におけるNFT事業の推進。
上記のように、「LINE NFT」ではNFTを軸に、さまざまな領域で協業した総合的なマーケットプレイスを構築していく構えだ。