任天堂は、2022年発売予定のNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編について、2023年春発売に延期することを発表した。
任天堂の公式YouTubeチャンネルに投稿された動画「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編の発売時期に関するお知らせ」では、「ゼルダの伝説」シリーズプロデューサーである青沼英二氏が発売延期についてお詫びし、現在の開発状況にも触れた。
続編では、前作舞台の地上のみならず、空にも行動範囲が広がり、ゲーム内の世界が大幅に拡張されているという。具体的な延期理由は明言していないが、動画では「新たな出会いや、新たな遊びも前作以上に多彩なものになっている。続編の体験を特別なものにするため、開発チーム一同、引き続き総力をあげて取り組んでいく」とし、“さらなるブラッシュアップが必要”を理由として見ていいだろう。
本作は、2019年6月に配信された「Nintendo Direct E3 2019」で初出。以降、約2年間のあいだ新情報はなかったのだが、2021年6月のE3で最新映像とともに、具体的な発売年(2022年)まで発表されていた。
企業による発売延期の発表は、プレスリリースや公式SNSで終始しそうだが、プロデューサー自らが動画で出演し、説明するのは珍しい。世界中で期待されるシリーズの続編だけに、自らの声で届けた形だ。