「アンチャーテッド」のAmy Hennig氏とLucasfilm Gamesが再び手を組み「スター・ウォーズ」新作ゲームを制作

 Skydance New Mediaは4月19日、Lucasfilm Gamesと共同で、「スター・ウォーズ」を題材にしたストーリー主導型アクションアドベンチャーゲームを開発・制作することを発表した。「スター・ウォーズ」の世界観を表現したオリジナルストーリーが展開される。

 開発チームを率いるAmy Hennig氏は「カインの伝説」や「アンチャーテッド」などのシリーズを手掛けたベテラン脚本家・ディレクター。近年は2022年10月11日に発売を予定しているPS5/PC向けアクションRPG『FORSPOKEN』(フォースポークン)のストーリーコンセプト策定などに携わっている。

 Skydance New Mediaは、物語性のある魅力的なインタラクティブ・エンターテインメントを作るというビジョンのもと、Amy Hennig氏と同じくベテランのプロデューサーであるJulian Beak氏によって2019年に立ち上げられた開発スタジオ。映画「トップガン マーヴェリック」や「ミッション:インポッシブル」シリーズなどを制作するSkydance Mediaの傘下企業として設立された。

 同スタジオは昨年、マーベル・エンターテインメントとの提携を発表し、マーベルの人気キャラクターを題材にしたタイトルの制作も進行中。いずれもゲームの詳細は明らかになっていないが、今回の発表によって早くもSkydance New Mediaにとって2作目のタイトルが決まった形だ。

 Hennig氏とBeak氏は、Electronic Arts時代に「Project Ragtag」とのコードネームで呼ばれた「スター・ウォーズ」のアクションアドベンチャーゲーム(2017年にプロジェクト中止が決定)に携わっていた。さらに、Hennig氏と共同で脚本を担当したTodd Stashwick氏も同スタジオに在籍。現在Stashwick氏は前述のマーベル作品に共同脚本家として参加している。

 Lucasfilm Gamesの副社長であるDouglas Reilly 氏は発表内で「Amyと再び仕事ができることにこれ以上ないほど感激しています。彼女とSkydance New Mediaチームは、スター・ウォーズのユニークな冒険を創り出す才能と野心を持っています」とコメントしており、以前のプロジェクトは中止になったものの、その手腕を評価している様子。

 ある意味で仕切り直しとも言える「スター・ウォーズ」新作アクションアドベンチャーゲームの続報に注目だ。

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森口 拓海(Takumi Moriguchi)
森口 拓海(Takumi Moriguchi)
雑誌やWEBメディアを中心に記事を執筆。ゲームは雑食で多様なジャンルを好み、業務の延長でアプリ分析も得意。恩のあるゲーム業界に貢献すべく日々情報を発信。

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